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釣り教室云々

さて、以前に「釣り教室とは?」(2016/10/7UP)を記載したことがありますが、今回は、「釣り教室=釣りを学ぶ」など、その他云々について記載したいと思いますので、宜しければお読み下さい。(写真は、「にっちょうしんのウキ釣り教室」にて)
にっちょうしんのウキ釣り教室
まず、吾輩も時折講師である「にっちょうしんのウキ釣り教室」は、いずれも朝7時に神戸市立平磯海づり公園で行われます。(要事前予約・少人数制限定20名)
過去にはかなり遠方から来られた方もおられ、ほとんどマンツーマンなのと、明石海峡を眺めての瀬戸内の釣りが楽しめます。
まだ、空きがありますので、ウキ釣りの経験のない方はぜひご参加ください。

その他、この時期には、全国の釣具店、メーカーや団体が行っている教室も多数ありますので、釣具店のポスターなどでもご確認ください。

以上のように「釣り教室」は、手間や経費のかかるイベントであり、公益財団法人日本釣振興会のような団体やチェーン店を持っている釣具屋などの主催が多く、営利目的で行っているところはほとんどないと言えるでしょう。(写真は公益財団法人日本釣振興会の魚族資源の増殖活動事業にて)
魚族資源の増殖活動事業

日本の「魚釣り業界」は、不況に強いと言われていますが、吾輩が感じるのは、思った以上に定年退職者などの釣り初心者が増えていないことや、若者の釣り人があまりいないということです。
この10年前までは、土日などは、家族連れで、堤防・波止場は、釣り人でいっぱいでしたが、今はあまりこのような光景は少なくなっています。
しかし、知り合いの若者に「釣りをしたい?」と聞いてい見ると半数以上は「してみたい」との回答が返ってくるのです。
いったい、これはどういうことなのか?と考えてみたのが以下です。

1、一緒に行く仲間がいない。
2、教えてくれる人がいない。
3、車を持っていない。
4、釣り道具を持っていない。
5、遊びに使うお金が少ない。
6、釣った魚の料理方法がわからない。
7、魚を釣った時の喜びを経験したことがない。
などです。(写真は公益財団法人日本釣振興会の親子釣り教室にて)
親子釣り教室

一番重要なのは7を経験して欲しいのですが、とにかくご両親の世代は、家族で釣りに行った事がないのがかなり多いようです。
釣りは道具(リサイクルでも安く買える)さえあれば、1日数百円でも遊べるのを知らないかもしれません。
釣れればお土産まで持って帰れるし。

現在の「釣り教室」においては、概ね手ぶらでも可能で、2と4をクリアしてくれるのですが、「真の釣り人」になってもらうには、自分の釣具を所有することが不可欠ですし、教室に行くのを卒業し、たった一人でも自分で自ら釣り場(船釣り、管理釣り場など人のいるところ)に行って、腕を磨けば、人生バラ色になると思うのですが・・・。

最後に釣り業界はビジネス目線で考えると、多くの釣具、エサなどが売れればいいのですが、「釣り」に関して言えば、すごく大事なことがあると思います。
もう、お分かりかと存じますが、「魚」という生き物がいるということです。
釣具なら、いくらでも多く作っていくらでも販売すればいいのですが、「魚」はそのようなことはできませんし、人間に都合の良いある特定の魚種のみ多く養殖して放流すると、自然の循環が損なわれるのは間違いありませんし、養殖できない魚種のほうが多いのも現実です。

「釣り教室」では、このようなは話をしているかどうかは知りませんが、「釣り業界」全体も釣具が多く売れればいい、たくさん魚が釣れればいい、と言った考えよりも、10年先、20年先の釣り業界を考えた方針になってきているのは事実ですし、それぞれがいろいろな方法で、模索しています。
公益財団法人日本釣振興会の会員店舗用ステッカー
世間一般が「釣り」や「釣り人」に対する大らかな理解も含めて、今後に期待していきたいものですね。(写真は公益財団法人日本釣振興会の会員店舗用ステッカー)

<松岡まさる(マツボンズ)の公式SNS>

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