釣りは遊びだから、あまり深く考えないほうがいいのでは?と思われるが、「徹底して釣りを楽しむ」発想から、「いろいろな釣り方」が生まれては消えています。
釣り人や船頭さんが新しいネーミングをしているのも多いですが、これでもか?と出尽くした感じもあるぐらい釣り方は飽和状態になっています。(写真は伝馬船で釣る和歌山の庄門丸より)
1723年の日本最古の釣り専門誌である「何羨録(かせんろく)」に掲載されている釣り方は、今もほとんど変わっていませんが、大きく進歩したのは、リール、竿、釣り針、ラインなどのむしろ道具のほうです。
魚探も進化しています。
釣り人の腕も格段に上がってきているのではないでしょうか?(写真はケータイを入れて動画を写す・当社開発の「見えまっせ!」非売品で販売までできなかった。)
最後に、ここで問題なのが、道具が進化しているのと正反対に「知恵不足」になってきているのが残念です。
知恵を使わなくてもある程度道具がカバーしてくれるから、頭を使わなくなってきているのです。
昔からの遊びの定番である「おにごっこ」や「缶蹴り」と「スマホゲーム」のどちらが楽しいのか??たくさん釣ることが楽しいのか?1回でもアタリがあればそれでいいのか?釣れても釣れなくてもいいのか?など、個人事に感じ方は異なるでしょうが、基本は、「釣り=楽しい」でいいのではないでしょうか。
適当に買ったり、作った仕掛けで、自分なりに釣り方を工夫して釣れた時の快感はなんとも言えないものではないでしょうか?(写真は弊社オリジナルの海の安全と大漁祈願祈祷済のステッカーとタオル、ばかげている・・??が真剣に祈祷していただいた。)