まだ寒さ厳しき日が続いております。
この時期は釣りのジャンルも限定され、釣具の手入れから、来年からの釣りの計画など釣り師には大事な準備期間でもありますが、寒い冬でも「海上釣堀」は釣らせてくれるので、おススメです。
今回は、「海上釣堀」に的を絞って、釣果UPのコツをお伝えできればと思います。
「海上釣堀」は、兵庫県の家島諸島が発祥だと言われており、「海上釣堀」ができた頃に吾輩は最初に始めた社長の豪邸のご自宅までお伺いし、インターネットをつないであげたり、いろいろと深いお話をさせていただいたり、その他釣り堀オーナー様の貴重な情報がありますので、その内容を元に釣れるための秘策を記述できればと思いますので、ぜひご参考ください。(写真は大阪の海上釣り堀オーパ)
まず、「海上釣堀」でより多く釣るには、大きく3点が重要です。
1つ目は「仕掛け」、2つ目は「エサ」、3つ目は「ポイントとタナ」です。
名手の釣り師は、「釣堀」だと思って甘く見ることもありますが、前準備もなく釣行しても、「釣堀」専用の常連さんにはかなわないのが現実です。
また、休日などの混雑期には、隣の人の迷惑にもならないように、釣り上げるまでに時間をかけず、早く上げるのも大事なマナーなので、できれば硬めの竿と、やや太めの仕掛けを使います。
万が一、バレてしまえば、しばらく、その周辺の魚は釣れなくなるので、概ね4時間という制約された時間内では釣果に差がでます。
その場合は思い切って場所を変わったほうが賢明です。(写真は山田丸にて)
「海上釣堀」は、概ねウキ釣りのみ可能で、この仕掛けにもいくつかのポイントがあります。
市販されているメーカー製の「海上釣堀専用の仕掛けやウキ」もよくできていますが、できれば自作したいものです。
まず、自分の釣り場の水深(網がかかているので、一番深いところ)をタナ取りゴムなどで、調べます。
次に、魚に誘いをかけることが必要なので、「使うエサ」の重さも加味して、自然にエサが落ちる程度の「オモリ」で仕掛けを作り、ウキは、浮力ぎりぎりのところで調整し、少しでも魚に反応があればウキに変化がでるように微調整します。
エサの種類により、ウキの交換も時間ロスなので、できれば1~3号程度の棒ウキでしたら、エサの重力が変わっても使い回しができて良いでしょう。(写真は海上釣堀用のウキ。後編へ続く)