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釣りで元気になる・後編

後半は、人間の本能による「欲」と「釣り」から、本能などを満たされることによる「元気」と結びつけていきたいと思います。

前編の「感覚」は、刺激を受けることで、「対応力=免疫力=抵抗力」が向上する内容でしたが、「欲」はまた違った体の反応があり、誰しも満たされると「満足」します。
これもまた、動物行動学、人間生物学など学術的にはかなり複雑なので「釣り関係」に絞って筆者の独断で整理してみますと、狩猟本能=釣る行為、闘争本能=誰よりも多く・大きいのを釣る、母性本能=小さな魚はリリースしたくなる行為、食欲=釣った魚を食べたくなる行為、知的欲求本能=仕掛けなどもっと知りたくなる行為、共生本能=釣りクラブなどの団体行為、守備的本能=自分の釣り場所を確保する行為、伝達の本能=何処で何が釣れているかを伝える行為などが「釣り」と深く関係しています。(写真は福井県・あみや渡船にて)
あみや渡船

その他、オハイオ州立大学のスティーブン・ライス博士は、基本的な欲求を16種類に分類しており、勝ちたいという欲求、性的な欲求、他者と結びついていたいという欲求、独立していたいという欲求、ユニークでありたいという欲求、認められたいという欲求、褒められたいという欲求、他人の面倒を見たいという愛他的は欲求、秩序を保ちたいという欲求、安心を求める欲求、身体を動かしたいという欲求などがあるようですが、上記と重複もあり、同じく「釣り」には関連性がかなり多くあります。
「釣り」により、欲を満たされることで、我々は「満足感」や「幸福感」を得て、体全体が、活気に満ち溢れるのだと筆者は考えます。
谷口釣船
お分かりのように、簡単に欲が満たされるより、いくつかのハードルを経て満たされるほうが、より大きい「満足感」や「幸福感」を得ることは言うまでもありません。
ボウズでもあきらめずに釣行すれば、必ず道は開けるものです。(写真は和歌山県・谷口釣船にて)

今回は前編の「感覚」と、この「欲」の2ジャンルに絞って、「釣りで元気になる」理由を考えてみましたが、執筆中に現代社会のひずみを少なからず感じてしまいました。
競争社会になっている現在では、出世欲、物欲、金銭欲などの「生存本能」のみが過剰に働いており、人間本来の持っている欲のバランスが崩れてきているのではないか?という危機感です。
スティーブン・ライス博士の分類した欲求の中で、「他人の面倒を見たいという愛他的は欲求」「秩序を保ちたいという欲求」「安心を求める欲求」もありましたが、今日のビジネス社会では、どんどん失われてきているのは誠に残念です。
幸いにも「魚釣り」は、「生存本能」とほぼ無関係な位置にあり、「釣り」をすればするほど、「生存本能以外の人間本来が持っている欲」が芽生えることでしょう。
尼崎市立魚つり公園
みなさんも、疲れた現代社会だからこそ、「人間本来が持っている姿」に戻るためにも少々忙しくても、ぜひ「釣り」に行ってお互いにますます元気になっていただければ大変嬉しいです!(写真は兵庫県・尼崎市立魚つり公園にて)

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